給食センター内で設置をされている湿度計センサー
国内では1950年から、全国の小中学校で学校給食を支給されています。もともとはユニセフの指導のもとで開始をされた支援で、戦後間もない食糧難から児童を守るためのサービスでした。現在では健康増進という観点となっており、各自治体に設置をされている給食センターで調理をした料理を配膳されています。毎月3000円程度の料金で栄養価の高い食べ物を食することができ、育ち盛りの子供たちを食の面から支えていることがわかるでしょう。
そこでここでは、学校給食を支える縁の下の力持ちという存在の給食センターの特徴を見ていくことにします。まず管理栄養士が必ず在籍をしており、毎日の献立を考案されているところです。そして広いスペースで効率よく調理をなされるわけですが、10メートル間隔であるセンサーを取り付けているのが特徴になります。そのセンサーとは湿度計で、空間内の水蒸気量を測定して可視化をしているものです。
なぜセンターで湿度計センサーをたくさん備えてるのか、理由は料理が傷まないように最善の注意を払っているからです。毎日1000名分以上もの児童の食事を作っており、少しでも食材が傷んだりすると集団食中毒を発生させる恐れがあります。食べ物が傷む原因は湿度が大きく関わっており、湿度計を用いて空間内の湿度を40パーセント以下で調整をされています。現在は空調機とリンクをさせていて、自動でエアコンを調整できるようになっています。
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